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第476話 煙の真実

黒羊にたなびく煙を目撃し、一心不乱に樹海を駆ける羌瘣。敵と出くわす危険を顧みず、全速力で突き進む。
紀彗は丘の上から煙の存在を認識するが、桓騎軍の動きは確認できていなかった。部下から麓から二里離れた地に陣取り、攻め上がる気配はないという報告を聞くと、紀彗は着々と丘を砦化していったのであった。

信達は羌瘣の後を追うとある集落に辿り着く。そこは家屋が全て焼かれているものの、死体もなく、全く人の気配がなかった。
しかし、信はふと岩の陰に気配を感じ、馬を走らせる。そこには桓騎軍が集落の人の死体を車に積み上げているところであった。
信はそれを見て何をしてると聞いてんだクロ野郎どもがと叫ぶ。しかし、そこは渕さんと貂が身体を張って止める。乱銅の時とは異なり、上には桓騎がいるためただではすまなくなるからであった。

羌瘣は車の死体の中に治療をしてもらっていた混婆を見つける。羌瘣は混婆と戦いが終わった後にご利益のある御守りをもらう約束をしていたことを思い出す。
羌瘣はお前らがやったのかと桓騎兵に問うと桓騎兵はだったら何だよガキと答える。
羌瘣はそれを聞き、そこにいた五、六人を斬り捨てる。その光景を見た桓騎兵は恐れおののき、全部お頭の命令でやっただけだと叫ぶ。
それを聞いた信と羌瘣は怒りの矛先を桓騎に向かわせた。



ここから信と羌瘣は桓騎と相対するでしょう。最悪斬り合いということになるのではないかと心配ですが、今後の展開がなかなか読めないですね。
桓騎は信と羌瘣の怒りをどうかわすのか…