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第431話 逆転の猛進

咸陽壊滅必死の刻に到着した昌平君。その矛は戎翟軍を貫いた。その勢いは止まることなく、戎翟軍の背後を突いた。戎翟は昌平君の軍を手練れと判断し、一手で止めるのではなく、側面から攻め、足を鈍らせるよう指示する。
昌平君は次々と戎翟兵を蹴散らしていく。壁はその猛々しさに驚く。介億は昌平君を誇張していうなら武力は蒙武、誇張なしに頭脳は李牧とし、もし昌平君が秦ではなく、生国の楚で立っていたら、ぞっとするであろうと口にする。
そこに右から騎馬隊が現れ、側面から攻めようとするが、黄竜が動き、殲滅する。それにより、逆に戎翟軍は横腹を喰われる形となる。戎翟はハムイ兵八百騎を戻し、左側を攻めさせる。壁は二百騎で止めに入ろうとするが、昌平君に制止される。次の瞬間、城内から昌平君の近衛兵が現れ、ハムイ兵とぶつかったのであった。
河了貂は遠くから昌平君の動きを見て、包雷だと気付く。そして、尚鹿に今すぐ周囲の全兵士に隊形を解き、前面に壁を作るよう依頼する。尚鹿は包囲されての乱戦で、隊形を無くせば一刻も持たないと反論する。河了貂は尚鹿軍の寡兵では勝機はなく、昌平君に託すしかないからであると続けるが、尚鹿は五千以上の兵がいる中、承服できないと反論する。しかし、河了貂は自分と昌平君を信じてくれと頼み込む。
介億は包雷とは左右、後方に壁を作り、敵将の動きを封じ、中央の刃で首を取る一撃必殺の術であり、通常は大規模、広範囲な戦場で使うものの、昌平君はこの寡兵で成そうとしていると話す。昌文君は敵将の背後までは壁は作れないと話すが、蒙毅は背後は乱戦となっているため、今回はそこに壁の役割を押し付けると意見する。介億は少々物足りないが、ないよりかはと言ったところで、遠くに河了貂が壁を作った姿を確認する。その河了貂の働きに昌平君はほくそ笑んだ。


昌平君と河了貂の師弟関係いいですね。言葉を交わさなくても、相手の様子から何をすべきか判断し、対応する。信頼関係があってこそできる業だと思います。
介億が昌平君の武力を蒙武級と称しているので、このまま戎翟の首を取ってくれるのであろうと期待いたします。
それにより反乱軍の決め手がなくなり、大王派が勝利となるでしょう。しかし、樊於期がどこで何をしているかちょっと気になりますね…
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