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第462話 困惑の夜

黒羊丘攻防戦三日目、飛信隊の放った逆転の一撃。しかし、この好機を桓騎は無視した。その行為に将兵の胸に困惑の火が灯る。
この好機を演出した河了貂は怒りを那貴にぶつける。那貴はおれに詰め寄るなといなすが、貂の怒りは一向に収まらなかった。ただし那貴は桓騎は基本ふざけているが、無駄なことは好まない人物であり、今回のこの行動の方が得をすると思ってのこうどうだろうと推測する。貂はそれは何だと聞くものの、それは那貴もわからなかった。

黒桜は摩論の陣を訪れる。黒桜は桓騎からの連絡があるかと尋ねるものの、ないと返事される。黒桜と摩論は今回のこのような行動は時々あるもので、明らかに確信的であり、それは何かわからないものの、桓騎を信じて戦うまでとした。
黒桜は紀彗について尋ねる。現れただけで兵が倍強くなり、自ら乱戦に加わる武勇と兵法もあり、さらに兵の心の掴み方が尋常ではなかったと印象を語る。摩論はそれを聞き、まるで大将軍級と評した。黒桜はそれでも将軍と兵の関係ではないと感じていた。摩論は趙国の抱える危険な武将は一人と漏れず把握しているが、紀彗という名はないと断言する。しかし、黒桜はそれだからこそ、紀彗の底が見えなく、この戦いの鍵を握る人物であると感じていた。

羌瘣は集落の小屋で目を覚ます。起きようとするものの、老婆から寝てるように注意される。老婆は傷の様子から大人しくしていれば明日には仲間の元へ戻れるだろうとみていた。羌瘣は自分が忠告しに来た集落であること認識し、敵なのになぜ助けたのかと問う。老婆はこの集落は趙軍の領土になる前からあり、何人だから敵という認識はなかった。羌瘣はそれでも秦軍からみればここも趙であると言う。老婆はだからここを離れろというのか、行くあてのない旅に出て、一体どれだけもつと思ってる、老人子供もいるんだぞと怒りを滲ませて言い返した。
羌瘣はふと劉冬の持っていた作り物に目を遣る。老婆は羌瘣の懐から出てきたものであり、なぜ離眼の守り子を持っているのかと尋ねる。羌瘣は斬った敵が大切そうにしていたので、拾ったと語る。老婆はそれを聞き、この戦いには離眼の軍が来ているのか、馬呈、劉冬、紀彗様とつぶやく。老婆は紀彗の離眼軍は趙軍の中でも一位、二位を争う強さがあり、秦軍に勝ち目はないため、軍に戻るのはやめておきなと止める。羌瘣は紀彗も離眼もその武名は秦まで届いてないため、それはないと反論する。
老婆は離眼の悲劇の後、紀彗様は外で大きな戦いをしていないから知らないだけと語る。それは十五年前に紀彗達は前城主を含めた離眼の大人達のほとんどを眼前で焼き殺されたというものであった。
それがなければ紀彗は今頃、趙の大将軍になっていただろうと言われていた。



まずは残念ながら、来週はキングダム休載です。
紀彗と離眼兵の関係性が少し見えてきましたね。離眼兵の多くは離眼の悲劇で親を殺された孤児達であり、紀彗を親のように慕い、育ってきたのだと思います。
しかし、離眼の悲劇を見ると人を焼き殺すなんて、桓騎以外にやる人物がいるのかと思うような殺戮だと思います。もしや15年前の悲劇も桓騎がやったのではないかと思うくらいです。もし仮にそうだとしたら最悪の組み合わせですね

第461話 黒羊の大一番

飛信隊が作り出した趙軍圧倒の最大の好機。黒桜軍は桓騎の指示が来次第、すぐ動けるよう行軍の準備をしていた。今、桓騎軍は絶好の戦況にあり、いかようの手を使っても大いなる戦果を望める状況にあり、それ故桓騎がどんな手で攻めてくるかわからなかった。河了貂は桓騎は頭脳で勝負する将軍であり、策を我流で生み出す天才と評していた。

桓騎が口を開く。それはオギコを呼べというものであった。

紀彗は飛信隊への守備を固めていた。しかし、秦軍がどう動いてくるかわからない状況であるため、外を固めすぎずに柔軟さをもたせていた。劉冬、馬呈が到着すれば飛信隊の脅威は半減するが、それは桓騎も承知の上であるため、刻との勝負であった。紀彗は劉冬達が到着すれば反転攻勢の芽も出てくると踏んでいた。

慶舎は丘の頂上で桓騎の匂いを嗅ごうとしていた。足音が聞こえ、鼓動も伝われば、桓騎の心臓を握る潰せると期待に胸を膨らませ、顔には笑みを浮かべていた。

そして、今まさに両軍の主要な目が桓騎の一挙手一投足に集中していた。

太陽が高く上がり、両軍の将は桓騎の動きを待っていた。

しかし、桓騎は一切何もせずに三日目を終わらせたのであった。それは戦場にいる全ての将の想定から外れていた。
紀彗は桓騎はあえて動かなかった。しかし、動かなかったが、直感で何かをしたというのだけは感じていた。




絶好の好機にあえて何もしない、何もしていないのか、誰にも気付かせずに勝利のための楔を打ったのかはわからない。
戦場にいる将どころか読者全ての期待を裏切る桓騎は恐ろしいですね。

敢えて予想するのであれば、相手を精神的に翻弄したのでないかと推測します。紀彗が何かされたと感じたようにありもしない罠を勝手に想像し、動きを制限する、慶舎に対してはより桓騎に意識を集中させ、他を見えなくする、こんなところと想像します。

第460話 飛信隊の楔

戦争の苛烈さとは一線を画した静寂に包まれた集落。そこでは一人の老婆が羌瘣の馬に話し掛けていた。主人が心配だろうけど、お前もキズだらけだから早く休みなと。老婆は昼間に羌瘣と会ったことを思い出していた。羌瘣は秦と趙の戦争が始まるため、集落の長に皆をすぐに退避させるよう伝えろと命令した。老婆は自分がその長だと言い、口調から羌瘣が秦国兵だと判断した。そして、忠告しに来るくらいなら、最初から他人の土地に入ってくるな侵略者がと吐き捨てた。しかし、羌瘣はそれでも退避をと続けた。
昼間のやりとりを思い出した老婆は悪い娘ではないのはわかっており、最善を尽くすつもりと羌瘣の馬に約束する。そして、小屋の扉を開ける。するとそこに意識を朦朧とさせた羌瘣が立っていた。しかし、すぐに老婆に向かって倒れこんでしまったのだ。意識がはっきりしない中、羌瘣は飛信隊に戻らないと、呟いていた。

黒羊戦三日目。飛信隊と相対していた馬呈は飛信隊の攻めの巧さに翻弄されており、かなり押し込まれていた。そこに劉冬が現れる。劉冬は血の気が引いた顔色であったが、立て直しを図ろうとしていた。
飛信隊の陣営では部隊長を招集していた。そこでは各部隊の勝報の連続で沸き立っていた。しかし、河了貂は前線の押し込みはここまでとし、右の戦場の主導権を戦場全体に広げるため、飛信隊の九割を中央の丘の攻めに移動させると決断する。
馬呈、劉冬軍では飛信隊の移動を物見が確認していた。劉冬はその動きを見て、秦のキレものは桓騎だけではなく、飛信隊の軍師もまたキレものだと感じていた。
紀彗は足元に迫った飛信隊を確認する。劉冬、馬呈を後手に回すほどの実力を認め、紀彗は軍の三割を下方防線に回さざるを得なかった。この時、軍の力と注意が割かれ、つけ入る隙のなかった紀彗軍に歪みが生じたことは紀彗本人にも相対す黒桜にも分かった。そして、この場にいた指揮官全員が同じことを考えたのであった。この瞬間を桓騎が逃すはずがないと。



ついに次号は桓騎が登場しますね。趙軍が一番悶え苦しむのはやはり紀彗を倒すことだと思うので、この好機を逃さないと思われますね〜
しかし、飛信隊は劉冬が復帰したことに気づいてないだろうから、下手をすると紀彗と劉冬、馬呈軍の挟み討ちを食らう可能性もありますね…大丈夫かな?

第459話 闘志の伝染

紀彗の登場により、趙軍は息を吹き返す。紀彗の離眼の兵よ戦えという一言は離眼兵の目と血に火をともした。秦の侵略者に対して、自らの土地を守るため、決死の想いで戦い、秦軍を跳ね返し始める。守りの布陣を敷いていた他の隊も総攻撃に転じた。
しかし、そこに桓騎軍千人将の角雲が現れ、趙軍の勢いを止める。しかし、さらにそこに紀彗が崖を勢いを増しながら下ってくる。そして、その紀彗に角雲はあっさり討ち取られたのであった。

その様子を黒桜は遠くから見ており、自らの判断の誤りを認識し、地形の見方を改める必要性を感じた。そこに趙兵が崖の上から襲いかかる。しかし、黒桜はすかさず弓を引き、趙兵を返り討ちにする。黒桜は再び戦場に視線を送る。そして、この状況から全軍退却の判断を下す。
それは正に雷光の如き早さの逆転劇なあった。紀彗の出現で黒桜軍は後退し、逆に一気に紀彗軍に押し込まれる位置まで退げられてしまったのであった。せめて、収穫といえるものがあるとすれば黒桜の判断の早さにより、失った兵数が多くなかったこと、紀彗という第二の存在に気づいたことである。
中央の丘を中心に戦場を左右に分けてみると右は平地を飛信隊が押し込み、丘は紀彗軍が押し込んだ。左は平地も丘も拮抗し、前線は大きく動いていなかった。二日目の戦いはほぼ互角のような形で幕を下ろしたのである。

二日目の夜は飛信隊では渕さんの活躍を皆で祝い、盛り上がっていた。信と河了貂は桓騎の条件を満たしたことを確認し、明日以降さらに趙軍を押し込み、右の戦局を優位に固めるとした。信は羌瘣がまだ帰ってきていないことを心配していた。河了貂は明日さらに趙軍を押し込んだら、捜索隊を出すとした。

羌瘣はある村の小屋の一室で寝ていた。そこで、羌瘣は生死を彷徨っていた。






紀彗の圧倒的な存在の出現により、戦局は一気に変わりましたね。まさに大将軍級の働きのような気がします。慶舎と紀彗の連合軍はまさに脅威に感じました。しかし、同じ右側ということで、紀彗と飛信隊の戦いが近々ありそうな気がするので、信の成長度を見る上でも楽しみに思います。



皆様、明けましておめでとうございます。本年もぜひ1001人目の飛信隊のブログを宜しくお願い申し上げます。
去年皆様のお陰により、累計1000万アクセスを突破したので、特に今年のブログの目標はございませんが、去年やった五人武将を選ぶという特別企画をまたやれたらいいなと思います。宜しければこんな企画をやってほしい!という意見がございましたら、遠慮なく言っていただきたく、何卒お願い申し上げます。
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キングダム2015年三大ニュース

今年もブログをお読み頂き誠にありがとうございました。
キングダム本編は先週の「離眼の御印」で今年は終了いたしましたが、せっかくですので、ブログは去年同様三大ニュースで締め括りたいと思います。
ちなみに今年は信が毐国反乱の討伐に向かうところからスタートしました。



〜キングダム三大ニュース2015〜

第三位 渕さんの責任感

飛信隊では羌瘣、河了貂、我呂などが台頭してきており、もはや渕さんの活躍する場面はもうないと高を括っておりましたが、あの命懸けの激流越えには本当に感動いたしました。渕さん以外の誰も成し遂げることのできない偉業だったと思います。いろんな隊の組み合わせでできている飛信隊はある意味このような武力、知力が突出しているわけではない渕さんが副長の一人だからこそ、纏まっているところもあるんでしょうね。



第二位 昌平君出陣

昌平君が包雷を仕掛け、圧倒的な武力の差で戎翟の首を刎ねたことも衝撃ではございましたが、やはり一番しびれたのは呂不韋側を捨てて、大王側についた瞬間かなと思います。呂不韋に対し一言、世話になったと吐き捨てたあの瞬間は男を感じました。今後も秦国の頭脳としてさらに飛躍的に活躍が期待されますね。
いきなり楊端和を使うところも何か考えがあるに思えます。




第一位 政と呂不韋の戦いに決着

ついに長かった政と呂不韋の争いですが、大王側の完全勝利で幕を閉じました。思い起こせば本当に綱渡りの九年だったと思います。成蟜の反乱、政暗殺未遂を乗り切り、呂不韋が三大宮家を味方につけた時も成蟜を大王側に率いれ、力の差を埋めた。
そして、力が拮抗してきたところで、合従軍が発生し、秦国の滅亡の危機にさらされる。合従軍では各武将が奮迅の働きにより、函谷関を守るが、李牧に裏をかかれ、南道より敵の侵入を許してしまう。そこを政が蕞で迎え撃ち、山の民の力を借りて、撃退する。
毐国の反乱の際も、昌平君から事前情報を入手し、紙一重のところで、鎮圧する。
一つ何かが間違っていたら、政の国内統一はできなかったと思いますが、それを可能にしたのは政と政を支える仲間であることは言うまでもないですね。これからの秦国の飛躍を期待したいです。




番外編

今年は何と言ってもアメトークでの「キングダム芸人」によって、キングダムが一躍有名になったことが、ストーリー以外の一番のニュースでしょう。一気に人気が爆発し、書店からキングダムがなくなったり、アマゾンコミックランキングの上位を独占したりと世間の認知度は今までの比にはならなかったと思います。きっと、このブログをご覧いただいている方もアメトークから入られた方も多いのではないかと思います。




私個人としても東京から京都に転勤したりと変化の大きい一年でした。来年は信は将軍になり、韓あたりは消滅しているだろうと邪推しますが、ブログは例年通りしっかり続けてまいりますので、ぜひ応援頂きますよう宜しくお願い申し上げます。
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第458話 離眼の御印

初日、激戦となった雷土率いる桓騎軍左側の戦場は二日目、うって変わって両軍動かず密林を挟んで睨み合いとなっていた。前線はちょうど中央丘の真横であり、互角の位置であった。ゼノウは雷土に対してなぜ動かぬと詰問するが、雷土はお頭の命令であり、こっちから手を出すなということであった。雷土は趙軍も動いていないことから、慶舎の指令が出ていると推測する。雷土は前線の睨み合いに向いていないゼノウ隊に対して、後方に下がるよう指示する。ゼノウは雷土に桓騎は何を考えているのかと尋ねるとお頭はどこをえぐれば相手が一番悶え苦しむか見定めようとしていると返す。さらにゼノウ達の力を使うときは必ず来る、その時は桓騎軍が勝つ時だと続ける。

そして、黒羊の戦いの勝敗に直結するという中央の丘では二日目にして早くも丘の傾斜に沿った陣取り合戦が始まっていた。左半円の摩論と金毛の戦いは開戦と同時に激戦となったが、力は拮抗し、前線は微動だにしなかった。一方、右半円の戦いは桓騎軍側が優位に進め前線を大いに押し込んでいた。その指揮は黒桜がとっていた。黒桜は趙軍の手を見透かし、兵法にのっとらない戦いで相手を翻弄していた。しかし、紀彗軍の海剛将軍はこれ以上兵を兵を失うと危険であり、援軍要請すべきという進言を紀彗様に負担をかけられないと却下した。
快進撃を続ける黒桜に飛信隊の敵前線突破の報告が入る。黒桜は大して期待していなかったが、桓騎軍の助力もなしに敵の主力部隊を打ち破ったことに下の憂いはないと判断し、黒桜自ら先頭に立ち、敵に総攻撃をかけようとする。
そこに銅鑼が戦場全体に鳴り響く。そこには紀彗が旗を持ち、凛々しく立っていた。その姿を見た趙兵は泣いて紀彗と叫び、士気が一気に最高潮まで高まった。黒桜は紀彗が登場しただけで、士気が高まった状況から、風向きが変わることを警戒し、守備的隊形に変更する。
桓騎は紀彗の登場を遠くから見ていた。



紀彗は登場しただけで、兵の士気が一気に高まった。政、王騎、廉頗といった将軍(政は将軍ではありませんが…)も登場しただけで、士気が高まったことから、そのクラスなのかとも思いますが、少なくとも離眼兵にとってはとっては変われぬ絶対的な精神的支柱なのでしょう。しかし、そのことを桓騎に悟られ、ターゲットとされ、きっと無残な姿になってしまうのでないかと心配です。



年内のキングダムはこれで終了ですね。キングダム終了に伴い、ブログも終了しようと思いますが、今年も去年同様もう一回更新するかも…しれないです。
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第457話 執念の渡河

長年抱いていた劣等感を超え、飛信隊の渡河の光明を切り開いた渕さん。渕さんの隊は趙軍の左側の隊列を崩し、渡河の途中の信を呼ぶ。信はそれを聞き、渕さんのいる方向に進む。
しかし、川底の道は凹地の中央にしか繋がってなく、信達は足の着かない状況に溺れかけるが、渕さんはすかさず縄を投げ、上陸の手助けをする。趙軍はそれを見て焦り、拠点を潰しにかかる。渕さんは縄を引く人手だけ残し、趙軍に突進する。しかし、川を渡ってきた渕さんの隊に余力は残されてなく、弾き飛ばされる。跪く渕さんであったが、役割はまだ完遂していないと立ち上がり、趙兵を一人も通さないと身を盾に、立ち塞がる。
趙軍は一気に渕さんに襲いかかるが、間一髪のところで、信の一刀が趙兵を切り裂いた。そして、一気に岸を制圧すべく、突撃を図る。我呂は渕さんに向かい、見直したと言い、飛信隊の副長をはっているだけのことはある、渕さんみたいな男は好きだぜ、あとは任せておきなと言い残し、岸制圧に向かった。

馬呈に中央の凹地に飛信隊が上陸し、岸が制圧されたことが報告される。その報告に趙軍は騒つく。その趙軍の様子から河了貂は飛信隊の渡河が成功したことを知る。馬呈は劉冬が無手といったこの川を飛信隊が渡りきったことに驚きを隠せなかった。
岸に横陣を敷いていた趙軍は飛信隊の進行を止めることはできず、森へ散って退がった。渡河に成功した飛信隊であったが、川を背にしているため、急な趙軍の反撃を警戒するが、軍師役の劉冬が不在であったため、反転攻勢の機を逃したのであった。そして、その後、飛信隊はさらに前進し、趙軍の前線をズタズタにした。



渕さんの活躍により、渡河が成功しましたね。今回の渕さんの役回りは飛信隊で他の隊員では決して乗り越えることができなかったと思います。そう考えると様々な種類の人が飛信隊を支えており、それが組織の強さに繋がっていると感じました。
我呂の見直したという一言は何かぐっと来ましたね。渕さんが認められたことが何か嬉しかったです。
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第456話 副長の責任

河了貂が描いた攻略絵図は渕さん達が激流の場所を対岸まで渡り、その足で凹地の右端の敵の背を打ち、それにより、信達が右岸に上陸、一気に岸を制圧し、後続の渡河の道を確保するというものであった。
我呂はその作戦を聞いた際、一手目の激流地の渡河が全てであり、そんな大役を渕副長に任せて大丈夫なのかと河了貂に問う。そんな場面を渕さんは命を削られるような激流を渡りながら、思い返していた。そして、我呂の言う通り、自分には荷が重いと感じていた。これだけ成長進化した飛信隊の副長を自らがまだ務めていてよいのかという疑問を感じていたのだ。渕さんはもともと武人ではなく、王宮と信の連絡係であり、ひょんなことから王騎の城に行ったことにより、無国籍地帯平定の補佐をしただけであり、その流れで結成当初の飛信隊の副長になったのだ。最初は楽しく、信の補佐をできることが嬉しかったが、隊がふくれ、生粋の武人楚水が加入、副長になり、軍師には河了貂、もう一人の副長羌瘣は将軍の座すら狙える傑物であり、そんな中、渕さんの役割は小さく、大した武力、知力もないため、副長という席に釣り合っていないと感じていた。これ以上飛信隊が上を行くならば、渕さんの器ではとてもついていけず、身を弁えて、引こうとしたのであるが、信は我呂が渕さんの実力を疑った際、新参が知ったような口を叩くなと怒りを露わにし、河了貂もこれが正しい人選だと言い切る。河了貂はこの渡河に武力も知略も必要ないとし、信と河了貂は必要なものは責任感であると言い切ったのだ。それは渕さんが誰よりも強く持っているものであった。信は渕さんはたった百人から始まり、結成七年目を迎えた隊を当初から副長を務めている、信頼を置けるのは武力、知力だけでないと豪語する。
渕さんは厳しい渡河を続けている最中、そのことを考えていた。水が容赦なく、口に入り、苦しく咳き込んでも綱は絶対に離さなかった。渕さんは信はアホそうに見えて、意外と策士だと思っていた。それは信に信頼を置けると言われたら、成し遂げぬわけにはいかなかったからだ。信や羌瘣みたいな化け物ではない渕さんだから見せられる背中もあったのだ。

信達の渡河は趙軍の格好の矢の的になっていた。盾もヒビが入り、限界に近い状態に陥っていた。しかし、趙の矢は途切れずどんどん打ち込まれる。我呂は限界であり、一旦下がろうとするが、信はそれを却下する。
その時、趙軍の右岸の隊が渕さんの奇襲を受ける。



信頼を置けるのは武力、知力だけでなく、責任感もあるというのはなかなか深いですね。
偶然ではありますが、先週の特別企画のブログで自分が新しい国の王になるとしたら、部下を五人誰を選ぶというので、丞相に昌文君としました。それは一番信頼できるからとしましたが、その背景としては絶対的な忠誠と責任感だからだと、今週の渕さんをみて、改めて思いました。
また、信や羌瘣がやってしまうものは他の隊員からすると異次元のものに感じてしまうかもしれませんが、渕さんがやるからこそ、ついていこうとする気持ちは十分にわかります。やはりこれからの飛信隊にも渕さんは絶対に必要ですね。
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【特別企画】新王 〜五人選ぶとしたら〜

今週はキングダムが休載ということもあり、久しぶりにオリジナル企画をやりたいと思います。
内容としては新しく国を作り、その王となるというものです。遊び心でやっているので、ぜひ皆さんも楽しんで頂ければと思います。

ストーリー条件】
あなたはキングダムの世界で新しい国の王になり、新国を統治することとなりました。配下に五人登用することができるとすれば、誰を選びますか?

条件としては以下の通りです
①キングダムのストーリーで現存する人
王騎など既に亡くなっている者は除く
②登用できるのはその本人のみ
仮に廉頗を選んでも、介子坊などの四天王は付いてこない
③国の大きさは韓程度


私は以下の通りに考えました。
1.丞相 昌文君
2.軍総司令 李牧
3.内政 李斯
4.軍事 廉頗
5.軍事 媧燐

え?昌文君と昌平君が間違っているよと思われるかもしれませんが、間違いなく昌文君です。昌文君を選んだ理由としては正に信頼をおける人物だからです。乱世を生き抜くには生死を共にできる人が近くにいるといないでは違いますからね。能力的には他のメンバーに比べ、あまり突出したものはないかもしれませんが、呂不韋との政権争いに勝った手腕は本物だと思いますので、一番重要な丞相にしました。

軍総司令の李牧は文句なしでしょう。ま、皆さんも李牧は絶対外しませんよね。自ら前線で軍を率いる能力も高ければ、合従軍を描くこともできる傑物。他国とのバランスを考えながら、軍略を描くことができるでしょう。

内政は李斯を選びました。正直、李斯以外で内政のプロが思い浮かばなかったので李斯にしました。長らく呂不韋の下で内政を司ってきたので、まぁ問題ないかと思います。アタマデッカチですけど。

軍事として、前線に立ってもらう人物として、廉頗と媧燐を選びました。キングダムは武将が多く、誰を選ぶか悩みましたが、単に戦に強いというだけでなく、政局など読み、考えられる人物を選びました。廉頗は天下の大将軍であり、媧燐は戦の天才で、楚の丞相まで登りつめた。この二人がいれば易々と攻めてくることはないかと思います。たぶん。
一つ懸念があるとすれば、廉頗の歳かな。せっかく五人選んでも、すぐ死なれては元も子もない…


なるべく違うタイプの人物を選ぶことにより、組織は強くなると思うので、かぶらないようにと心掛けましたが、こう選んでみると媧燐や廉頗を昌文君が抑えられるのかという不安がありますね。しかし、ここはちょっと拘って昌文君を据えたいと思います。


もし、あと一人選べるとしたら、呂不韋を財務担当にしたいかなと思います。呂不韋の儲ける力は列国の中でも群を抜いて随一であり、国を富ませることができると思います。国が豊かになれば、様々なものに投資ができ、それにより、人、物を集めることができるからです。ただし、国は乗っ取られるでしょうけど…泣
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第455話 主攻なる助攻

信は飛信隊に配置に着くよう指示する。そして、貂に後で会うぞと言うと貂は向こう岸でと返す。また、信は緊張して固くなっている渕さんに飛信隊の力、趙の奴らに見せつけてやろうぜと拳を突き出すと、渕さんは拳を突き返し、存分にと答える。
河了貂は昨日斥候に出た羌瘣を手掛かりとしていた。羌瘣は昨日、この川を馬で渡って先に進んでおり、この川のどこかで足が届く浅瀬が対岸まで続く場所があると考えていた。岐鮑に見てもらうと読み通りそれらしい場所が二ヶ所存在した。この二ヶ所に兵を集中させて渡河を企てようとした。まずは浅瀬の幅が広い中央を飛麃、カク備兵ら屈強な兵士を集中させ、大軍とした。率いるのは隊長の信であった。
対岸から見ていた馬呈は川底の道に気付いたかと感心するが、そこは残念ながら凹地だとつぶやく。凹地とは上から見たくぼ地のことで、ここを攻めると対岸全てから集中砲火を浴びてしまうのであった。凹地を攻めるのは下策中の下策であるが、それを突き進むことにより、敵は当然大軍を投入した一点突破に見える。敵の注意が信達に集中した隙にもう一つの川底の道を貂と楚水が渡る作戦であり、こちらの対岸は凹地とは真逆の凸地のため、攻めるには上策の地であった。問題は川底の道が狭く、大軍を送れないため、上陸戦に不安があったが、そこは飛信隊の息の合う生え抜き少数精鋭で固めて挑むとした。
しかし、馬呈は予め劉冬よりその可能性を示唆されており、凸地が主攻であると見抜き、主攻部隊の頭を叩き割るため、凸地に移動する。
ところが、貂はこの二手ではこの川は攻略できないと考えており、事前に三手目を用意ていた。そこは浅瀬ではなく、真逆の底が見えない程、水深が深く流れも激流の地、かつ対岸が険しい絶壁という悪条件が重なる場所であった。しかし、悪条件過ぎてそこには敵の布陣は存在しなかった。魚の異名を持つ岐鮑はその川を命からがら泳ぎきり、対岸の岩に縄を括り付け、川に縄を張った。しかし、例え縄があったとしても、それをつたって川を渡るのは自殺行為であった。
まずは泳ぎが得意とする土南が渡ろうとするが、川の流れがあまりに強く、飲み込まれ、そのまま流されていってしまった。その姿をみた隊員は川を渡ることに怯んでしまう。そこに上流から赤い血が流れてくる。それは上流で身を呈して戦っている飛信隊のものであった。それを見た渕さんは改めて気合を入れ直し、渡河に挑戦するのであった。



貂が考えた三手ですが、どこを進んでも地獄ですね…もしどれか選べと言われたら、私なら、、、一手目かな…人が多いから後方にいれば、何とかやり過ごせそうなので
しかし、三手目が今回の鍵となる策ですが、仮に渡河がうまくいったとしても、渡れるのは数十人というところでしょう。正直、飛麃でもカク備でも飛信隊生え抜き少数精鋭でもない隊がどこまでできるのか甚だ疑問を感じますね…
貂のことですから、もちろん渡河の後の作戦も与えていると思いますが…
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