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第384話 一騎打ちの裏〜荀早の存在〜

戦局を決める一対一の勝負。信と凱孟は互いに渾身の力が込め、激しく矛をぶつからせる。矛が交わった瞬間こそ信は凱孟を押したが、凱孟が力を込めて振り下ろすと、信は身体ごと遠くに飛ばされた。信はその一撃で凱孟の力には廉頗と同じような重さがあることを感じた。
河了貂は凱孟の出現により、大きく乱れた陣営を素早く立て直し、魏との戦いを優位に進めようと指示を出す。河了貂は戦場の右端にいる羌瘣に裏に回り込むよう伝令を出す。しかし、結局勝敗の行方は隊長である信の一騎打ちに委ねられていると考えていた。
荀早は飛信隊の素早い陣形の立て直しを見て、軍師の優秀さを感じていた。そして、その指示を送る河了貂を遠くから確認する。
信と凱孟の戦いは激しさを増し、互いに何度も矛をぶつからせていたが、信の方が体力の消耗が大きかった。しかし、凱孟の兵も凱孟とここまで打ち合うものはかつての戦場にもいなかったと感心する。
凱孟は信を矛の達人ではなく、鍛えて数年であり、浅いと見るが、それを補って余りある胆力があると感じていた。信の疲労が溜まる中、荀早より急報が入る。凱孟に対して撤退せよというものであった。理由は二つあり、その一つは羌瘣が裏に回り込んでいること、もう一つは手土産ができたことであった。荀早の脇には河了貂が抱えられていた。


凱孟は力は廉頗のような大将軍級であり、頭脳の部分は荀早が補っていることが分かりました。確かにこの二人が合わさると厄介さが増しますね…
一方飛信隊の頭脳である河了貂は敵に捕まってしまい危機を迎える。このままだと一気に魏に形勢が傾いてしまうだろう。こうなったら羌瘣に作戦を立てさせるしかないかな…
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第383話 呼びかけ〜凱孟の戦歴〜

突如として前線に現れた魏火龍凱孟。威風堂々、底知れぬ剛将を前に楚水は脅威を感じ、取り囲み凱孟の首を取ろうとする。しかし、凱孟は簡単に矛を振り払い、飛信隊の兵を斬り捨てる。その矛は楚水の脇腹も捉えていた。信と羌瘣は離れていたが、楚水の隊で異変が起きていることを感じていた。
凱孟は暴れ続けるが、側近の荀早は兵を早く戻させねば、呉鳳明から咎められると進言する。著雍の隙のない布陣は前線と本陣の間にある予備軍が要となって要塞化しているため、勝手な行動をすると要塞化が崩れてしまう恐れがあったからだ。凱孟はその進言を聞き、戦場全体に響き渡る大声で叫ぶ。飛信隊の信に告ぐ、我が名は魏火龍凱孟、貴様らが相対す軍の大将なり、貴様も相当の腕前らしいが、おれも相当な腕前である、そこを踏まえてこの凱孟と一騎打ちをする度胸があるなら我が両の眼にその面を見せい、とそこまで言うと荀早は皆が皆凱孟のように単純明快ではなく、攻め込まれていないのに一騎打ちと言われても警戒するだけで、逆に大将の所在が敵に明らかになったことで、飛信隊に全軍で突撃される危険性があると話す。
しかし、凱孟の目の前に信が現れる。
凱孟は信のことを若いが相当場数を踏んでおり、凱孟を前にしても怯んでいないと感じていた。凱孟は信に対し、廉頗や王騎と一騎打ちで互角に渡りあった過去を持っていると話す。しかし、それは荀早によって嘘だと判明する。信は実際に廉頗や王騎と戦っても驚かないほどの気を感じると話す。しかし、そんな大物が自軍が優位の中、わざわざ首を差し出してきたのは笑えると一蹴し、廉頗らと違って、知略はないと言い捨てる。そして、凱孟に突っ込んでいった。
荀早は賢い廉頗らは凱孟との一騎打ちをことごとく避けたのであり、それは廉頗らさえも凱孟との一騎打ちは死を意味したからであると話す。
そして、互いの矛が激しくぶつかり合う。


ここまで知略のない将軍は初めてかと思いました。自ら敵に大将首の居場所をバラす。普通は罠とかを警戒して、出てくるはずもないが、たまたま相手が信で良かったかなと。
しかし、あまり凱孟が廉頗、王騎と単純に武力だけでも上を行くとはあまり思えない。先週のコメントにもありましたが、信や王賁を成長させるための咬ませ犬的な雰囲気がします。
楚水は大丈夫か心配です。
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第382話 魏火龍〜魏の大将軍〜

長き戦歴の記憶にある、かつて見覚えのある軍旗。そこには火龍の印に霊の文字が記されていた。それは魏火龍霊凰を表すものであったが、騰の記憶の中では既に死んでいるはずの人物であった。騰は仮に本物であった場合は横から強力な鉞が来ると考えた。そして、その想定通り乱美迫が左より突撃してきた。
騰は一度退って立て直そうとするが、早くもそこに乱美迫が表れ、騰に斬り込む。互いの刃が一度交差するものの、騰はすぐに後退する。乱美迫は王騎や摎が手を焼いた強者であり、相手にしていると霊凰の策にはまると考えた。騰は魏火龍は全員死んだはずであり、呉慶が最後の一人であったはずであったと思い返していた。そして、もし他にも生き残りがいたら、かなり厄介なことになると感じた。
魏軍本陣では霊凰が騰を交代させた報告が入る。呉鳳明の部下は火龍が生きていたことに驚いていたが、呉鳳明は先代の王により投獄されていたことを明かす。魏の矛戟を振るった七人の大将軍、魏火龍七師。魏火龍七師は六将、三大天に並び中華の大乱を彩った英雄達である。しかし、理由は不明であるが、呉慶を除いた六人が真っ二つに分かれて対立した。その中、最初の三人が亡くなる。死因は戦死と病ということになっていたが、実は今回援軍できた三人の仕業であった。怒った先王は三人を斬首にしようとしたが、呉慶がなんとか思いとどまらせ、三人を病死とし、地下牢に十四年間つないだのであった。そこを呉鳳明が今の王を説いて出してもらったのである。そして、その三人は冷酷無慈悲な軍略家の霊凰、あげた武将の首は百を超すと言われる凱孟、魏国史最強の槍使い紫伯であった。
信は凱孟軍と戦っていた。貂はいい滑り出しであるが、そもそも三日で敵本陣まで突破することは至難の業である感じており、初日で敵第一陣を徹底的に叩く必要があると考えた。
飛信隊が凱孟軍を攻略している最中、楚水の目の前に凱孟が現れる。


やはり魏にも六将、三大天と並ぶものがあったのですね!実力は不明ですが、仮に六将、三大天クラスだとするとその三人を呉鳳明が率いていて、しかも布陣は要塞とということで、どう考えても攻略は不可能としか思えなくなりますね…
秦軍も蒙武、王翦、桓騎あたりが必要になるかと…しかし、そうなると誰が総大将になるかで揉めそう…
信が凱孟ということで、王賁が紫伯っぽいですね〜同じ槍使いだし
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第381話 古い人間〜呉鳳明の師〜

要塞の如く堅牢な魏軍の布陣を突破するため、騰軍は王賁の提案により、三軍が同時に魏軍を攻めることとなった。騰は南に布陣する干央へ合図の狼煙を上げた。
魏の本営に開戦の報が入る。そこには呉鳳明と援軍で来た三人のうちの一人である霊凰がいた。そこでは騰に関して分析がされていた。呉鳳明は騰は考えの読みづらい武将だと話す。頭脳明晰で武勇もある。そして何より経験が豊富であることが厄介な点であると考えていた。副将として王騎と共に数多の戦いをくぐってきた経験により、騰には隙がないと感じていた。蒙武、桓騎、王翦はそれぞれ大きな欠点、弱点を持っているため、秦の将の中で唯一しっかりと地に足のついた武将が騰であり、これからの秦の戦いを考えた時に騰を早めに始末すべき武将と分析した。それを聞いた霊凰は呉鳳明に対し、最強の教え子であり、その才覚は霊凰以上と告げる。霊凰は自分を古い人間であり、六将、三大天と渡り合った将であるため、今回の戦いでは騰を殺しに来た言い、出陣する。
ー騰本陣の作戦会議に戻るー
そこでは録嗚未が王賁提案の三軍は騰と隆国と自分だと言う。しかし、王賁は録嗚未と玉鳳隊と飛信隊と言う。騰を主攻の一つにするのは敵の目を引きすぎてしまうため、あえて助攻にし、突破力のある三隊を主攻にする考えを示した。そして、敵に動きを察知されないようにするため、三隊は連携を取らず、三日目の昼、日が天の真上に昇る刻、三軍それぞれ目前の敵軍、予備軍を撃破し、魏軍本陣に突入することを唯一の決め事とした。
三軍はそれぞれ独立してバラバラにら戦うはずであったが、不思議と開戦の息は合ったのであった。
そして、騰軍の前に霊凰が現れる。その旗に騰は見覚えがあった。


今回、王賁の作戦が披露されましたが、正直そんなに上手くいくのか不安です。援軍の三人は過去、六将、三大天と戦って来た経験がありそうで、そんなに簡単に攻略ができないと思います。。。
あと呉鳳明の騰が秦で最も厄介な武将という意見は共感できますが、桓騎や王翦に大きな欠点があるとは余り思えない…具体的に知りたいですね…経験かな??

あーしかし、鱗坊がいないのが寂しい…あの毒舌また聞きたい
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第380話 私情と戦略〜王賁の真意〜

魏軍と睨み合う戦場に呼び寄せられた玉鳳隊と飛信隊。王賁と信は軍議に参加していた。
龍国は状況が変わったと話す。騰は著雍に周辺の各隊と集結させたものの、魏軍も同様に軍を集結させ、先日大将軍に呉鳳明が入った上に、正体不明の三軍も到着していた。その三軍は魏の都大梁から来る途中、秦の三城を一日で陥落させてきた。軍の規模も各軍二万の計六万からなっており、数でも魏軍が優勢となり、さらに布陣は山や川の地形に合わせ軍を広げ、まるで一つの要塞のようになっていた。貂はつけ入る隙が一分もないとつぶやく。
貂は対策を聞くと騰は趙との国境拡陽に布陣している王翦軍に援軍を要請を考えていた。その時、王賁は王翦軍を著雍に呼ぶのは絶対にやめろと口を開く。
拡陽城では王翦軍が著雍の戦いの展開を予測していた。王翦は騰軍から援軍要請が来ると読んでいた。そこに伝令が入り、著雍開戦が告げられる。王翦陣営は珍しく王翦の読みが外れたと驚いていた。さらに伝令は玉鳳隊も著雍に入っていることを告げる。
ー再び開戦前の騰軍軍議に戻るー
王翦の発言を私情だと龍国は切り捨てる。しかし、王賁は戦略だと反論する。著雍が秦が中華に出るための要所ならば、王翦の守っている拡陽は趙が秦東部攻略の楔を打とうと密かに狙っている要所であり、趙が拡陽を落とした場合、そこから南下してきて、著雍、山陽まで包み込み、強奪されてしまうと話す。その意見に一同は驚かされる。
王賁はそこまで言うと先ほど私情はなかったと言うが、多少は入っていたと正直に話す。
しかし、龍国は今の秦の第一は著雍であり、多少危険を冒してでも王翦軍を呼ばねば著雍は取れぬと言い放つ。
王賁はそれを否定し、今の戦力でも落とせると言う。僅かにだが弱点がある魏の布陣を突くことを進言する。一箇所では直ぐ立て直しをされ、逆に窮地に陥るが、三箇所を同日同刻に落とすことにより、攻略は可能だと話す。


ついに王賁と王翦の親子関係を垣間見る事が出来ました。蒙恬と蒙武はちょこちょこありましたが、王親子は全くなかったので、気になってました。
呼ぶなと言った一言に私情もあったとなればやはり、関係性は複雑なのでしょう。
相手が呉鳳明であるため、王賁の作戦がそこまで上手くいくかどうかは不明ですが、何とか著雍を落としてほしいと思います。
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第379話 新たな要所〜著雍攻略〜

成蟜反乱から時は流れ、秦と魏の旗がぶつかり合っていた。新たな戦場では騰が秦軍の大将となり、剣を奮い、自在に戦場を駆け抜けていた。しかし、突然罠の気配を感じ、録嗚未と隆国に退がるよう命令を出す。魏軍は第一将である呉鳳明が陣頭指揮を執ることにより、昨日までの戦い方とは異なっていた。さらに呉慶と共に中華を荒らした豪傑三人も引き連れていた。
二年前の合従軍の侵攻で秦国の国境は大きく形を変えていた。李牧と春申君は山陽こそ取り戻さなかったものの秦が中華へ出づらくなるよう国境を書き変えていったのである。
その結果、山陽の先にある著雍が秦国の中華進出を塞ぐ次の要所となり、この著雍を奪取すべく、騰を大将に一帯を侵攻。魏軍も奪われまいと次々と軍を投入し、さらに呉鳳明を派遣し、万全の態勢で秦軍を迎え撃つ。これに対し、騰は戦力を増大すべく、周囲の戦場の部隊まで広くこの著雍へと呼び寄せた。そこには飛信隊と玉鳳隊の姿があった。


まず来週は残念ながら休載です。
合従軍の戦いの後、気になっていた山陽ですが、とりあえずは秦国のままであるものの、中華をうって出るにはさらに著雍を侵攻しなくてはなりないとのこと。ここら辺はさすが李牧といったところだと思います。
しかし、魏と韓の領土が非常に小さくなっている気が…今回、呉鳳明はがんばらないと一気に魏と韓が中華の地図から姿を消してしまいそうに思えます。。。
騰が信を呼んだ理由はやはり王騎の代わりに天下の大将軍とはというのを教えるのかなと思います!王賁もいるので、蒙恬も出てくることを希望します。
あと、呉慶と共に中華を荒らした豪傑三人が、シュキマキのレベルでないことを祈ります。今の信なら一瞬で終わってしまうので…


フェル?
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第378話 正義〜互いの正義〜

反乱軍の首魁蒲鶮を討ち取るも深い傷を負い、命を落とした王弟成蟜、屯留には慟哭が響く。咸陽から従軍してきた忠臣は成蟜の遺体を見るなり、泣き叫んだ。瑠衣は涙を流しつつも、その亡骸を抱え、しっかり見据えていた。
壁は雲隠れしていた龍羽が自分を狙って来ると読み、弓隊を伏せていた。狙いが見事当たり、龍羽は全身に矢を受け、絶命する。
王弟成蟜が将となり、趙軍を撃退。そして、屯留で謀反を起こし、そこで死す。関係した軍吏は斬死となり、民も臨チョウへ移住させられた。信は政に一言謝りに行ってくると言い、貂と羌瘣とは行動を別にする。こうして、秦国内に大きな波紋を生んだ屯留の反乱は幕を引いた。
十日後、咸陽にて政と瑠衣と信が会って話をしていた。瑠衣は成蟜はもともと政を心底憎んでいたが、反乱後成蟜の中で変化がおき、一気に心に血が通ったように感じたと話す。それをさせたのは政であり、そこから成蟜は政を兄として、王として尊敬していたと思うと続けた。そして、瑠衣は成蟜はもっと政と話をしたかったと思うと言うと、感極まり、涙を流す。政も成蟜とは話すことはたくさんあったと言う。
信は呂不韋のことは裁けないのかと問うと政は無理だと返す。それを聞いた瑠衣は勢力争いで打ち倒すしかないと決意を口にし、成蟜一派を呼び寄せ、打倒呂不韋を政に誓う。成蟜の死によって失った勢力はほんの一割程度であったのだ。
その後、信は咸陽内を歩いていると呂不韋を見かける。そして信は呂不韋の前に立ち塞がる。呂不韋は飛信隊の信であることを認識し、大王様のお友達であると側近に話す。信は呂不韋を真っ直ぐ見て、お前は王様になれないと言い放つ。呂不韋はそれはなぜかを問うと信は正義がないからだと返す。呂不韋は信の言う正義とは何かとさらに問うと信は呂不韋に言っても無駄だと言い捨て、さらに睨みつける。呂不韋は武骨な信に一つ教えてやろうと言い、世に言う正義は人柄に宿るものではなく、勝った者に宿るのだと話す。信はその呂不韋の姿とみて、まだでかく見えると感じていた。
ー嬴政と呂不韋の戦いの決着まであと一年ー


まずは成蟜一派の勢力がほとんど落ちなかったことは良かったと思います。これは成蟜はもちろん、瑠衣の人徳にかかるものであり、瑠衣であれば纏められるでしょう。
信は蕞での政を見て、王様たるものを感じ、人の上に立つ品格を正義と言ったと思いますが、たしかに呂不韋は利己的でその品格はないと思います。しかし、呂不韋の言う勝てば官軍というのは間違ってないと思うので、やはり政には勢力争いで何としてでも勝ってほしいと思います。
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第377話 剣と盾〜政の支え〜

成蟜は蒲鶮に立ちはだかり、先に行った瑠衣が兵を連れてくる、貴様の悪企みもここまでだと言い捨てる。蒲鶮は背後には絶対の権力者呂不韋が真相を捻じ曲げ、ここで死ぬ貴様に全ての罪を被せて、この反乱は終結すると言い返し、さらに所詮この世は勝つ側と負ける側、この一戦で屯留を手にし、勝者になり、公女瑠衣を陵辱すると続ける。その言葉に成蟜は激怒し、衛兵と共に蒲鶮に襲いかかる。成蟜は敵兵をかわすために壁づたい駆け抜けようとするも、途中で背中に槍を刺され、体制を崩される。そして、敵兵に止めを刺されそうになるが、衛兵がそれを体を張って阻止する。そして、成蟜は蒲鶮に向かって飛んだ。
信と羌瘣は回廊を進んでいた。しかし、その先からは人の気配は感じられなかった。先に進んだ信と羌瘣に瑠衣が到着するとそこには成蟜、蒲鶮など数人が倒れていた。瑠衣が成蟜を抱えると最後の力を振り絞り、成蟜は話し始める。まずは瑠衣が戻るまでくたばらないと…そして、成蟜一派は瑠衣がまとめ上げ、政の下に一体化しろと、瑠衣は独りにしないでと泣き崩れる。
成蟜は信を目に捉えると信に対し語り出した。政が蕞へ出陣する前に中華統一の話を聞いたと。それは五百年の争乱に終止符を打ち、世を正す。響きこそ美しいが、そうするには今の世に凄まじい血の雨を降らせ、中華を悲劇で覆わせることとなる。正に血の業であり、跳ね返ってくる怨念は長平の比ではなく、政は覚悟の上であろうが、一人で受け止められるものではない。貴様は今や政の支えになっており、政の剣にして、盾であることを忘れるな、この先きっと貴様の存在が政の支えになる、貴様が倒れるなら…とまで成蟜がいうと信は絶対に倒れないと成蟜返した。それを聞いた成蟜は安心し、そして、力尽きる。
ー王弟成蟜、屯留にて死去ー


非常に悲しいです。
王都奪還編では単なる世の中を知らないクソガキでしたが、今や政一派を強くしている存在にまで、成長したのに…
次週以降は反乱の終結になると思いますが、瑠衣が生きているので、その証言が重要になってくるかと思います。しかし、反乱の張本人とされている王弟の第一夫人ということで、発言自体信用力はないと呂不韋に言われそうな気がする…
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第376話 曲廊〜瑠衣と成蟜〜

蒲鶮の放った追跡を斬り払い、瑠衣の元へ辿り着いた成蟜。しかし、負った傷は深く、成蟜は膝をついて倒れそうになる。そこへ牢から解放された瑠衣が駆けつけ、成蟜を抱え込む。瑠衣の目からは大粒の涙が流れていた。
その後、蒲鶮が瑠衣が幽閉されていた牢に到着するも、瑠衣と成蟜がいなくなっていることに激怒する。蒲鶮の部下が外に血痕があることを発見し、それを元に追跡する。
瑠衣と成蟜は侍女数人と衛兵一人と逃げていたが、成蟜の傷は深く、思うように進むことができなかった。瑠衣は成蟜は自分を助けに来ずに逃げることができたのにと考えるものの、このまま虎伯の曲廊進めば青馬の大広場に出て、必ず軍と出くわすため、成蟜に立って進むように促す。成蟜はそれに呼応し、再び歩き出す。
飛信隊は成蟜の居場所を見つけることができずにいた。羌瘣が地下牢を発見し、屯留の作りに詳しい人物から、街の中心から見つかりにくい地下牢の存在を聞く。さらに、今いる場所から真っ直ぐ行けば青馬の大広場に出て、そこから虎伯の曲廊に入り、真っ直ぐ進めば目的地にたどり着くと情報を得る。
成蟜と瑠衣は必死になり、逃げているが、成蟜は力が入らなくなっており、瑠衣に対し、先に行き助けを呼ぶよう命ずる。瑠衣はそこに共に残ろうとするが、侍女だけで軍は説得できず、瑠衣が行く必要があると説く。瑠衣は固辞するものの、成蟜は瑠衣が戻るまでくたばりはしないと諭す。瑠衣は成蟜を抱き締め、必ず兵を連れて戻ると約束する。
成蟜は瑠衣が助けに向かったことを確認すると衛兵ともう一仕事をするぞと言い、追跡してきた蒲鶮の前に姿を現す。
瑠衣は大広場に出ると目の前は壁軍と反乱軍が乱戦している状況であった。瑠衣は力いっぱい叫ぶ。どちらの軍でもいい、今すぐ曲廊へ入り、王弟成蟜様を救え、私は…とまで言ったところに飛信隊が登場する。


ついに飛信隊と瑠衣が出会う。これにより、一気に成蟜を助けに行くことができる。後は成蟜が飛信隊が到着するまで、蒲鶮に倒されないかどうかという時間の勝負になる。さらに蒲鶮を生け捕りにすれば、呂不韋の陰謀も突き止めることができるかもしれない。(呂不韋であれば失敗まで計算して、自分が黒幕と特定されないように画策していそうだが…)
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第375話 脱獄〜瑠衣救出へ〜

成蟜救出のため、反乱軍ひしめく屯留に飛信隊は突入し、破竹の勢いで攻め上がる。信の振る矛の前に反乱軍はなす術なく、切り崩されていった。羌瘣もまた緑穂で敵陣駆け抜けていった。飛信隊の活躍により、形勢は鎮圧軍に傾いていた。そして、ついに城内に飛信隊が突入した。
蒲鶮をそれを確認すると、すぐさま成蟜の首をはねに牢獄へ向かった。
牢獄では蒲鶮が到着する前に成蟜は門番と会話をしていた。成蟜は家族はいるのかと問うと門番はそれぞれ家族の人数を答えた。そして、反乱後に蒲鶮より莫大な金をもらうことを約束されていることも話す。しかし、成蟜はそれを否定し、家族もろとも皆殺しにされると話す。それは蒲鶮が成蟜をはめた悪事が明るみに出れば蒲鶮自身の生命に関わる事柄であり、反乱後に必ず関わった者を粛清するからである。成蟜は自分を牢から出せば門番とその家族を粛清させず、本当に大金を手にさせると約束する。蒲鶮が屯留で得た財に比べれば、成蟜の財の方が多く、事の生き証人になる門番を殺しても何の得にもならないと言い、さらに瑠衣を救えたなら、屯留の英雄であると諭す。そして成蟜は、今すぐ決めろ、お前達とお前達の家族の運命をと門番の決断を促した。
そして、蒲鶮が成蟜の牢獄に到着する。しかし、その時には成蟜は牢から脱出していた。
貂は捕まえた反乱軍の兵から反乱当初より成蟜の姿を見ていなく、軍は龍羽将軍、全体は蒲鶮が仕切っていたことを聞き出し、首謀者が蒲鶮であると確信する。そして、蒲鶮を捉えるよう伝令を出す。
成蟜は瑠衣が幽閉されている場所に向かって走っていた。その途中に敵兵と出くわし、交戦状態となる。成蟜は剣を振るい、敵兵を倒していく。しかし、寿白の腹が貫かれるのを目の端で捉えると成蟜に隙が生じ、後ろから槍で刺される。そこに敵兵の止めの一撃が振り下ろされそうになるが、寿白は最後の力を振り絞り、その敵兵を倒す。
そして、ついに満身創痍の身を押して、成蟜は瑠衣の元に辿りついたのだ。


ついに成蟜は瑠衣のもとに辿り着いた。再開のシーンに感動しました。また、門番との会話のシーンでは政ほどではないにしろ、王族のオーラを感じました。
今後は蒲鶮が成蟜に辿り着くのが早いか、信が辿り着くのが早いかの勝負になると思います。意外とあっさり終わりそうな気が…
しかし、この一件だけで呂不韋が失脚することはまずないだろうから、まだまだ次の手があるのでしょう。
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