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第403話 太后の狙い

太后からの山陽と著雍を貰い受けるという突如の提案に、朝議は騒然となった。太后は自らの発言を騒ぐことではないと言う。それは今も山陽一帯を治めているのは後宮勢力が多く、長官と以下上層部を三大宮家で固めることにより、山陽一帯に金を落とし、活性化を図るためであった。李斯はただでさえ著雍の築城で金がかかる地に三大宮家の財を当て込むのは悪くないと考えた。李斯は太后に対し、良い考えであるが、いきなり宮家に統治を任せられないため、前向きに検討すると発言した。しかし、太后は亀より進まないお前達の政に付き合ってはいられないと反論し、山陽長官に宦官を推したのであった。その宦官は布で顔を隠していたが、布をとるとそこにはロウアイの顔があった。
太后は何か意見はあるかと呂不韋に問いた。呂不韋は表情を一つも変えずに宮家ご推薦とあれば間違いないかとと返す。昌文君は反対するものの、多数決により、ロウアイの山陽長官は決まったのであった。
その後の大王一派の会議は混乱していた。政は呂不韋と李斯はロウアイを知っているように感じたと話す。昌文君とシシも同じ意見であった。昌文君はここで後宮勢力が動いてくるのは全くの予想外であり、呂不韋も含めて、何を画策しているか探る必要があると発言する。

会議後、政は向と一緒にいた。政は太后はここ二年卜で隠れるよう出たため、沈黙していたと聞いていたが、そんなものを信じる人ではなく、これまで何をしていたか気になっていた。
しかし、向は太后のお隠れが終わったため、ようやく初孫を見せにいけると喜んでいた。

その夜、李斯は太后に対し、朱凶の間者を放っていた。朱凶は屋根裏から太后の様子を伺っていた。太后はロウアイに対し、山陽に入れば咸陽の目を気にせず好き勝手やれ、金を落とせば軍も思い通りになるため、国を作ることができると話す。そこに二人の子供が現れる。二人の子供はロウアイを父上と呼び、太后を母上と呼んだのであった。朱凶はそれに驚きおののくが、吹き矢が頬に突き刺さり、絶命したのであった。そこにはムタの後ろ姿があった。
朱凶が見たのは後宮に築かれた歪な家庭であった。それは秦国にとって決定的な綻びであった。内乱の極みは刻々と近づいていた。




今回は何とも言えない回でした。
太后の狙いは山陽、著雍一帯に自らの国を作ることでしたね…
その二つの土地を手に入れるのに、信達が死に物狂いで戦ったのに、太后の私物化されるのは非常に悔しい気持ちになります。戦乱の世だから仕方ないかもしれませんが…
呂不韋の動きが気になりますね…

しかし、子供二人は政の兄妹ということになりますよね。ということはロウアイは義理の父親ということになってしまうのか…さすがに表向きは太后とロウアイが婚姻することはできないけれども、実質的にはそうなりますよね…なんか悲しい
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第402話 咸陽の動き

秦軍の勝利により得た新たな土地、著雍。戦から二ヶ月が経過し、要塞化に向けての土木作業は着々と進められていた。また、隣接する山陽も中央から続々と移住者が送られ、人口は倍近くに膨れ上がっていた。信は著雍も要塞化が進んだら、移住者が送り込まれ、都市化が図られると話す。去亥は移住で家族ごと前線に住まわされたら、大変だと言うが、信はそれは秦として不退転の決意の表れであると話す。信は騰より山陽と著雍戦の強固な双子軍事都市は魏国胸元への大きな楔となると聞いていたのだ。それにより、信は政との目標である中華統一の道が少しずつできていることを感じていた。

趙国邯鄲では李牧達が地図を広げて今後の中華を考察していた。慶舎は秦が大きく出た以上、趙が動くのかと李牧に問うが、そんな余裕はないと返される。李牧は時代は次の幕である、戦国七雄崩壊に移ろうとしていると言う。それは国の強弱の差が際立ち、弱国が滅び出すということであった。その均衡を崩そうとしているのは秦であり、その秦の刃が鋭利になればなるほど、大国楚もこれまで合従軍戦以外本腰を入れてきていなかったが、本気で軍事化に動きを出すと見られ、実際にその力は未知数であると考えられた。そこで、李牧は趙も国民の身を切る軍事強化政治に踏み込む時だと考えた。しかし、慶舎は秦自体も相当な覚悟が必要になるため、そこまでの行動に出るのか疑問であると口にする。李牧はその鍵を握るのはただ一人、来年加冠の儀を迎える秦王嬴政であると断言する。しかし、秦王は呂不韋との権勢争いの中にあるため、咸陽の動きこそ中華の命運をつかんでいると言えたのである。

咸陽では大王側と呂不韋側が激しい論争を繰り広げていた。その中、政と呂不韋は互いに言葉を交わさず、相手をしっかりその目で捉えていた。そこに太后が突如現れる。そこで太后はいきなり山陽と著雍を後宮勢力がもらい受けると発言する。



太后は一体何を言い出すのでしょうか…その意図が全くわかりません。もらえるわけがありませんし、仮にもらって、どうしようと言うのでしょうか…後宮勢力がとても両都市を発展させることができるとは思えませんし…
しかし、太后は何かの意図と勝算があっての行動だと思うので、今後の動きが気になります。もしや、この太后の動きも呂不韋の画策の一部かもしれませんね…
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第401話 これからの戦国

信は矛を振り抜き、魏火龍霊凰を討ち取った。しかし、信はその勢い余って、落馬してしまう。そこに魏兵が信に攻撃を加えるが、飛信隊の隊員も助けに入る。呉鳳明はその隙に場を離れる。その際に信という言葉を聞き、霊凰を討ち取ったのは飛信隊の信であることを認識する。
呉鳳明は逃走する最中に霊凰の側近から霊凰を身代わりにしたことについて問い詰められる。呉鳳明は魏国のためと返す。霊凰の力は十四年前に止まっており、呉鳳明自身はそれをあと一年で並び、次の一年で大きく引き離すと断言する。強き者が残らねばこれからの戦国を魏は勝ち残ることはできなく、乱美迫を始めとする霊凰の大駒は全て呉鳳明が引き継ぐとした。

魏軍は著雍から撤退した。
立て直しがきかないと判断した呉鳳明の号令により、各方面に広がっていた魏軍はそれぞれ魏国の奥へと退却していった。つまり秦軍の勝利である。この勝利により秦は魏の重要地著雍を奪い取った。
その夜本陣では録嗚未が吠えていた。それは王騎や摎が一目を置いていた霊凰の首を信が呉鳳明と間違えて討ったからである。信は王賁も本陣に来るように呼ばれているのではないかと聞くが、紫伯との戦いでとても立ち上がれる状況ではないとのことであった。信は心の中では王賁が凱孟と同じ魏火龍の紫伯を討ち取ったとこに少し引け目を感じていた。
録嗚未はこれからの戦いについて著雍を駐屯地にして転戦侵攻していくのかと騰に尋ねる。騰はそれでは腰が軽いと否定する。騰は軍総司令より出陣前に指示を受けていた。それはこの著雍に塁を張り巡らせ、天然地形を活かした大要塞を築くことであった。それは一年はかかる作業であり、当然その間魏国は黙っているはずはなかった。しかし、敵軍が来たら防衛して意地でも造れ、作業用人夫はいくらでも送るということであった。それを聞き、騰軍幹部は昌平君はこの最前線地著雍を不動の拠点とし、徹底的に魏国の弱体化を図る意図を汲み取る。騰は戦国七雄、かつて百を超えた国々が七つの大国に収まって、二百余年が経過するが、ついにその均衡が崩れ、滅びる国が出てくると言う。


皆様ただいま!無事帰国しました〜。インドネシアは異国情緒溢れるとても楽しい国でした!
今週のキングダムはついに魏国が滅ぶ第一歩として、著雍を陥落することができました。確かに要塞ができればそれは可能でしょうし、昌平君はそこから中華統一までの絵を描いているでしょう。
しかし、それを他国は黙って見過ごすとは思えないので、今後の動向が気になります。さすがに一回失敗しているので、合従軍はないでしょうが…
ちなみに来週は休載になりますので、ご注意ください。
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第400話 陥落と退避

魏軍本陣に一番乗りした飛信隊羌瘣。単呉鳳明を狙い、単身で天幕へ突き進む。羌瘣は天幕の中の魏兵を斬り裂き、ついに呉鳳明を追い詰める。そして、呉鳳明が剣を抜くと共に羌瘣は剣を振り下ろし、呉鳳明の首は吹き飛んだのであった。羌瘣は呉鳳明の側近の表情から斬ったのは呉鳳明の偽物であると見抜く。羌瘣はその側近に本物の居場所を問い詰めるも、返事はなかった。羌瘣は討ち損ねたことを悔やむも、我呂に対し、辺り一帯に火を放ち、敵本陣陥落の狼煙をあげ、全戦場に秦軍勝利の報を伝えるとことを指示する。
そして、その火は各戦場で劣勢にあった秦軍の兵士達にとって待ちに待った逆転勝利の合図であった。そのことに秦軍は大いに湧いた。
呉鳳明は馬を走らせながら、考えを巡らせていた。それは本陣を失い、指揮系統が麻痺した今、広域に配置した各軍はほとんどが孤軍と化してしまい、さらに狼煙のせいで戦意も奪われ、立て直しは至難の業である、しかし一つだけ秦軍の作戦には欠陥があり、今からそこをつけば逆転も可能であると考えたのであった。その呉鳳明の目の前に霊凰が現れる。呉鳳明は霊凰にこれまでの状況を説明する。霊凰は本陣を落とされたのは仕方なく、呉鳳明と同様にこれから秦軍の策の欠点部分を攻めることを考えた。それは魏軍本陣を落とすために力を一点に注いだために軍の心臓である騰が丸裸になっていることであった。この三日で霊凰は騰の首の八合目まで来ており、騰に援軍が来ないと分かれば乱美迫に全軍攻撃をかけることにより半刻もかからず騰を討ち取れると推測した。
しかし、そこに信が突然現れる。信は霊凰と呉鳳明を目で捉えるもどちかが魏軍総大将呉鳳明かはわからなかった。そこでとっさに呉鳳明は霊凰に向かい、呉鳳明様お逃げをと叫ぶ。それにより、信は霊凰が呉鳳明だと誤認し、矛を振り下ろし、霊凰を斬り捨てたのであった。


ついに秦軍が魏軍本陣を落としましたね!先週、羌瘣が斬るのは呉鳳明の影武者だと言うコメントが多かったですが、皆様の洞察力に改めて驚きました!
そして、呉鳳明の頭の良さにも感嘆しました。本陣を落とされたのにも関わらず、秦軍の弱点を見抜き、逆転を図ろうとする。さらに突然現れた信へ霊凰が呉鳳明だと誤認させるというのはさすが魏の第一将であると思います。しかし、あの流れだと早いか遅いかだけで、呉鳳明はそのまま信に斬られてしまうのではないかと思いますが…

信は霊凰を斬ったことにより、もしかしたら将軍への道が拓かれたかもしれないですね。敵本陣を陥落させたこと、魏火龍霊凰を斬ったことの武功は大きく、今回の戦では王賁と並ぶ第一功の働きであったと思います!



先週も申し上げましたが、来週はインドネシア出張するため、大変恐縮ではございますが、ブログの更新は9月7日(日)になると思います。何卒宜しくお願い致します。
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第399話 肉迫す

魏軍との著雍争奪戦。騰率いる秦軍は信、王賁、録嗚未による敵陣の三点同時突破作戦を成功させ、呉鳳明本陣を目指していた。玉鳳隊兵三千、録嗚未軍兵八千、飛信隊兵二千はそれぞれ進軍を続け、ついに呉鳳明本陣が確認できるところまで進んでいた。
呉鳳明本陣は三軍同時突破への対応に右往左往していた。呉鳳明は最大規模の軍容を備えた騰軍が最大の主攻と錯覚した自らの落ち度であり、さらに最大の誤算としては若年の五千人隊の軍が魏火龍紫伯と凱孟を抜いて来たことであると話す。そして、この作戦は一軍の失敗で秦軍崩壊に繋がる諸刃の策であり、策自体も若いと感じていた。呉鳳明は六将や魏火龍の時代は過ぎ、これから中華で舵をとるのは李牧や自らの世代であり、故に秦においては同世代である桓騎が宿敵になると考えていたが、秦はさらに下の世代も傑物の類となるものの台頭があるやも知れぬと話す。
呉鳳明本陣に急報が入る。第二陣が抜かれ、秦軍が迫っていた。対応策を施そうとするが、呉鳳明は無駄だと言う。それは騰が絶対の信頼を置いた刃達であり、喉元まで来て止められないと考えていた。
三軍はそれぞれ激戦を繰り広げる。しかし、先に着いた玉鳳隊、次に着いた録嗚未軍はそれぞれ潰れ役になることはわかっていた。予備軍配置により、守備を固める呉鳳明本陣を落とすには多方面から攻めて守備の重心を乱して隙を突く必要があり、その役目は最後に現れた飛信隊の役目であった。そしてその通り、飛信隊は呉鳳明本陣の直前まで迫った。そこで羌瘣が一人飛び出す。自らの力を最大限まで引き出し、呉鳳明本陣を斬り裂いていった。



ついに呉鳳明本陣に羌瘣が乗り込みましたね!しかし、呉鳳明がこのまま無策でやられるとは思えないので、何かしらの罠があるのではないかと思います。それを攻略すればこの戦いの勝利が見えてくるでしょう。
ところで、羌瘣は最後、巫舞を使ったように思えましたが、どうなんでしょうか…幽連との戦いのときにこれが生涯最後の巫舞と言ったこともあるので…



私事で大変恐縮ではございますが、再来週(9月第一週)、インドネシアへの出張が入ってしまいました。そのため、毎週木曜日に行っておりましたブログの更新が遅れてしまいます。帰国は日曜の予定ですので、帰国後にブログ更新させて頂きますので、何卒宜しくお願いします。
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第6回1001会飲み会報告

先日、第6回1001会の飲み会を実施いたしました!今回もたくさんの方々に参加頂き、大いに盛り上がりました!!大阪からも2名駆けつけて頂きました!
【飲み会概要】
参加者 12名(男性6名、女性6名)
日時 8月5日(火)18時半〜22時
場所 東京駅八重洲口の居酒屋

参加者の中にはいつもブログにコメントを入れて頂ける方も多く参加頂きました。ハンドルネームとしては栗栖拓也、ファルファル、三度の飯よりキングダム、きょうかい、六大将軍王騎、さとみ、主人公はタジフという方々です。
今回は三つの質問及びキャラ診断を中心にみんなで熱いトークを繰り広げました!キャラ診断は会のメンバーの栗栖拓也さんが作成頂いたものです。

【三つの質問】
①私を熱くさせた信の名シーン
②キングダムキャラとデートするなら誰とする?
③私が仕えるならこの将軍

①私を熱くさせた信の名シーン
王都奪還の為に山の民に会いに行った時に、先祖の無念をはらすことを語ったシーンで、中華の広がりをみて、ジーンとしましたという意見もあれば、万極を打ち破ったときに金剛の剣だと言った意見もありました!とにかく名シーンが多過ぎる!
ちなみに私としては秦趙同盟の際に李牧に対して啖呵を切ったところです。
②キングダムキャラとデートするなら誰とする?
女性の意見では蒙恬が多く、後は王騎、麃公、李牧などでした。男性は紫夏、陽ちゃん等でした。意外に瑠衣ちゃんを選ぶ人はいませんでした…ちなみに私は羌瘣を選びました。復讐に明け暮れていて、あまり世の中のことを知らないので、いろんなことをしてあげたら、素直に喜んでくれそうだからです。でもなんかヘマをしたら、スヒンといかれそうな気が…
③私が仕えるならこの将軍
王翦、李牧、蒙恬等さまざまでした。ちなみに私は蕞の時の政がいいなと思いました。なぜならば政のためなら命を投げ出す覚悟ができると思ったからです。でも、政は将軍ではないので、武将で言うと、蒙恬かなと思いました。大局を読める戦術眼があるからですね。

質問以外ではキャラ診断を実施しました。これは「はい」「いいえ」のどちらかを選んで3〜7つ程度の質問に答えていくと、診断結果が出るものです。
そして、私の診断結果はなんと!
呂不韋という診断が…
オカネモチじゃないのに…泣
他の人では嬴政という人もいれば蕞の住民という人まで幅広い診断が行われました。最高の余興で盛り上がりました!!

飲み会はいつもながら皆で楽しく大盛り上がりで、3時間半があっという間に過ぎ、時間がホントに足りませんでした。

1001会はまだまだ参加メンバーを募集しております!キングダムが好きな方は熱い想いをぜひ一緒に語り合いましょう!!キングダム好きの方、連絡お待ちしております!!
連絡先 hishintai1001@gmail.com
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第398話 戦わぬ訳

危険を冒して待った決戦の一手。窮地の飛信隊の元に、起死回生の救援が駆けつける。荀早はそれをみて、よく隆国軍は魏軍に感知されずに駆けつけることができたと驚いていた。
河了貂は昨夜、隆国軍の天幕を訪れ、援軍の要請をする。河了貂は作戦の詳細を説明する。信を囮にし、羌瘣の別働隊を呉鳳明の本陣に向かわせる、隆国軍にはその後、敵中で窮地に陥る信を助けに来てもらう、しかも、その動きが早いと呉鳳明の注意を引いてしまい、遅過ぎると信が討ち取られてしまうため、絶妙なタイミングが必要だと話す。隆国は仮に送るとしても山を迂回するため、刻を見計るというのは手易くないと言う。しかし、河了貂は隆国将軍なら手易いはずと言い返す。それに対し、隆国はまあなと返し、秦軍としての失敗は絶対に許されないため、隆国は援軍を送ることを約束する。
凱孟には荀早からの伝令が来る。それは退がるというものであった。それを聞いた凱孟は王騎等と同じく、信も凱孟との一騎討ちの決着を拒むのかと言う。信は凱孟に対し、何か引っかからないと言い、王騎、廉頗は凱孟との一騎討ちを避けたのではなく、相手にされなかったのではないかと話す。その一言に凱孟は信は王騎等と同じで夢や想いだのと戦を美しいものに仕立て上げるのか、信は毒されていると言う。さらに戦には光などなく、意義だの夢だのとかたるのは無知なバカ共をかき集めるためのただのまやかしであり、戦は強者が欲望のままに弱者を屠る単なる殺戮の場であり、それ以上でも以下でもないと言い切る。信は違うと言い返すと凱孟はそうであれば次までに王騎らの後を追うものとして、儂の納得する答えを用意しておけと言い残し、その場を立ち去った。
そしてそれを確認した信は空を見上げる。そこには天高く輝く太陽があった。それを見た信は飛信隊も呉鳳明の本陣を目指すと叫ぶ。
呉鳳明の本陣では北より王賁軍が本陣を目指している報告が入る。その数は三千であった。さらに西より録嗚未軍が八千の数で本陣を目指している急報が入る。
羌瘣も呉鳳明の本陣を目指していた。呉鳳明の予備軍の反応は明らかに遅かった。それは他の二隊が先に迫っていたからである。羌瘣は飛信隊で呉鳳明の首を討ち取ると宣言する。


凱孟が王騎や廉頗に相手にされなかったということろは非常に納得のいく内容でした。あの二人が相手の強さによって一騎討ちを避けるということは考えられませんからね。
しかし、今後、信が凱孟を討ち取れば戦の意味が改めて証明されるような気がしますね!それは将来的には龐煖との戦いに活きてくるでしょう!
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第397話 本陣へ

胸を貫かれた紫伯は紫季歌との思い出が心を駆け巡っていた。ようやく帰るところへと。
一騎討ちに勝った王賁軍は歓喜に沸き立つ。関常は王賁が紫伯を討ち取ったことに驚いたものの、一騎討ち勝利を四方に伝えるよう指示を出す。
王賁は勝利したものの、傷だらけであったため、あやうく馬から落ちそうになるが、そこは副将が支えた。副将は手当をすすめるが、王賁は無用とし、呉鳳明本陣を目指すと前に突き進んだ。

一方、その頃信は凱孟との激しい一騎討ちを繰り広げていた。互いの矛が激しくぶつかり合っていた。そこに凱孟の渾身一撃が信を襲う。その一撃に信は体制を崩された。
荀早は飛信隊の戦い方にひねりがないと感じていた。飛信隊の作戦は右翼を横から突撃させて、中央の信の部隊と共に凱孟を挟撃するものであり、そのために羌瘣などの主力級を右翼に固めると見抜いていた。しかし、それがわかれば右翼に対し、兵を投入し、厚みを作り続ければ良いので、守るのは難しく、右翼が来なくては中央の信達は孤立無援の状況に陥ってしまうのであった。
河了貂はこの作戦は昼までに呉鳳明本陣に飛信隊が届くためのものであり、そのために信とその部隊に死地に入ってもらう必要があった。河了貂は信と凱孟が十分左にずれたことを確認し、合図を送る。その合図を聞いて、羌瘣は右翼の全兵に進撃を止めるよう指示し、隊列を組み直し、呉鳳明の本陣を目指す。
荀早はその動きを見て、陽動かと思ったものの、真っ直ぐ本陣へ向かっていることを確認し、陽動ではないことを確信する。しかし、一千騎にも満たない数で突っ込んでも確実に呉鳳明の本陣に絡め取られるだけで、河了貂は戦況が見えてないと感じた。
さらに右翼がいなくなったことにより、左に固めていた兵を中央の信達に集中させたため、一気に苦戦を強いられることとなる。渕さんはここが正念場だと兵達を鼓舞する。しかし、その渕さんは右側頭部に敵の刃を受け、馬から崩れ落ちる。信は戦況をみて、左に流れながら戦えと指示する。
昨夜の作戦会議で、河了貂は信の隊二千を凱孟軍一万三千の中に置いて行くとこを提案していた。それは右翼を呉鳳明のところまでいかせるには凱孟と荀早を信が引きつける必要があったからである。しかし、そうなったときはたとえ凱孟を討ち取ったとしても、そこから自力の脱出は不可能になると思われた。だから無闇に逃げ出さず、戦うことを指示していた。
飛信隊が満身創痍の中、凱孟軍に崩され、崩壊の危機に陥る。しかしそこに援軍が現れる。その援軍は隆国が率いていた。


飛信隊は随分と強引な手に出たと思います。それこそ本体は凱孟軍に潰され、呉鳳明本陣に向かった羌瘣も一千騎を満たしていないのであれば、王賁の作戦の三方から攻めるという一翼をしっかり担えるか疑問を感じます。
しかし、飛信隊本体は隆国が出て来たので、多少は安心できるかと思います。隆国は騰軍一のキレものだと思いますし、戦況を見ながら作戦を立てられる武将だと思うからです。
隆国の戦い方に期待です。


来週、8月5日(火)に第6回の飲み会を開催致します。ご参加される方は宜しくお願いします。飲み会の様子はまたブログでアップ致します。
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第396話 修練の日々

互いの渾身の一閃は王賁の槍が先んじた。そして、その後も王賁の槍が紫伯の顔を掠める。関常は王賁が紫伯の槍を見切ったことに驚き、副長は王賁が紫伯を型で捕らえたという。実戦、我流で叩き上げた紫伯の槍と違い、王賁は正式な槍術を基礎から修練し積み上げてきたものであり、その槍術にはあらゆる敵に対応する無数の型があった。型は守り、返し、攻めを効果的に行うよう研究されたものであった。
副長は王賁のその姿を見て、王賁の幼少期を思い出す。そこには槍を学ぼうと練習していた王賁がいた。そこに王翦が現れ、王賁に槍の型を教える。それがきっかけとなって、王賁は槍を習得しようと血の滲むような修練を重ねる。
王賁は紫伯の敗因を長く槍を見せたことだと言い放つ。紫伯は力技で王賁の型を崩しに来るが、王賁は紫伯に弱点を見抜いていたのだ。それは紫伯が生を拒絶している人間であるということであった。そのため、急所を反射的に守ることはなかったのだ。そして、激しい紫伯の突きをかいくぐり、ついに王賁の槍が紫伯の胸を貫いた。


ついに王賁が紫伯を破りましたね。幼少の頃からの修練が実を結んだ結果と言えるでしょう。よく言われることでありますが、努力は裏切らないというところでしょうか。
また、王賁の槍には王翦の影響だとはすごく美しい親子関係を感じました。なんだかんだ言って、心の底では慕っているのかもしれないと思いました。今後の親子関係が気になるところです。
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第395話 王賁の責務

負傷を押して再度紫伯へと挑む王賁。中華に轟く伝説の槍を相手に王賁は苦戦を強いられていた。傷口からは血が溢れ出し、紫伯の槍を首の皮一枚でかわすのが精一杯であった。また、王賁は槍の威力の違いを身に染みて感じていた。王賁の槍は一点の正確さを求めたものであるが、紫伯槍は一撃で敵を屠る力を求めたものであった。それは若い頃から激戦地に出続け、群がる敵を撃ち続けて手にした力であった。紫伯はさらに王賁に攻撃を加える。王賁の体力は限界に近づいていた。
それを見た関常は朝、王賁と会話したことを思い出す。関常は王賁に対し、王賁の槍では紫伯を討つことはできないため、騰に三軍同刻突破の作戦中止を請い、体制を立て直し、北の王翦軍に援軍を頼むべきであり、これ以上続けて、全軍の傷口が広がれば魏の反撃をくらい、秦軍は大きく崩されることになるため、大敗の原因を作った戦犯者として、名を大きく汚すと説いた。しかし、王賁は危険を冒し、無理に見える戦局を覆してこそ名があがると反論し、その場を去った。
そして、ついに紫伯の槍が王賁の胸の中心に突き刺さる。王賁の胸からは血が吹き出て、落馬しそうになるが、何とか堪えた。それを見た副将は全軍退却の命令を出そうとするが、王賁はそれを遮った。王賁は何が何でも魏軍大将軍を討ち、著雍を取らなければ中華に名を刻む大将軍には決して届かぬ、それが王家の正統な後継ぎとしての王賁の責務だと言い放ったのであった。
そこに紫伯の槍が襲いかかるが、王賁は素早く反撃する。そしてその槍はついに紫伯の腕に傷を負わせた。


今回は王賁の熱い心を感じることができた良い回だと思います。王家の正統な後継ぎとしての責務を果たすために苦難の道であろうと突き進む姿勢にちょっと感動を覚えました。
しかし、ここで紫伯を倒さなければ、元も子もなくなってしまうため、何とか討ちとってほしいと思います。
何となくですが、一騎討ちは副将が王賁の盾となり、紫伯の槍を受けることにより、チャンスが生まれ、紫伯を討つという流れかなと思いました。
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